カノンの30歳代はスーツにハイヒールで風を切って歩いてました。
そのころ悩まされたのがウオノメです。通常の仕事の時はそれほどヒールは高くありませんでしたので、全身を支えていたのは丁度ツボで言う「湧泉(ゆうせん)」。
足の指のつけ根の膨らんだ部分の下部の真ん中にあたるところです(東洋医学では、このツボは腎臓の経絡の出発点とされています)。ハイヒールをはくといつもここが当たっていて、そのせいでウオノメができやすいのだとばかり思っていました。
ところが後になってそうばかりではないことが分かってきました。
ぺったんこのサンダルシューズをはいていてもウオノメができることにきづいたのです。
カノンのマクロビの恩師故久司道夫先生にカノンが若いころ尋ねたことがありました。
カノン「なぜ、ウオノメができるのですか?」
師「う~ん、小林さんのことですか?」
カノン「はいそうです。すっごく痛いんです!」
じいっとカノンの顔を見て・・・
師「小さい頃からずいぶんお魚を食べてきましたね、そのせいですよ!」
カノン「今は食べていませんけれど……」
と小さな声で反論しましたが、それには答えてくださいませんでした。
きっと、自分で考えなさいという事だったのでしょうね。今なら、なぜか分かりますが当時のカノンには分るはずもなく「ウオノメ(魚の目)だから、さかな?・・」「非科学的!」な~んて生意気なことブツブツお腹の中で考えていたのでした。
じつは、お金持ちの日本人の足の裏に昔からウオノメができていて、お風呂上りに軽石でこそげ落としていたようですが、食生活が相変わらずだったために、何度でも繰り返しできていたようです。
ウオノメって、できる場所が「湧泉」という腎臓(おシッコ製造工場)の有名なツボであることから、尿では除去できない過剰な不純物(老廃物)や毒素の排出形態であると考えられます。
たとえば、魚介類を含む動物性タンパク質・脂肪の長期的な過剰摂取、パン類・クラッカー・クッキー・飽和脂肪酸・コレステロール・過剰な植物油などが食での主な原因なんです。
今現在カノンは30年来あの痛いウオノメはできてないですが、それは余分なタンパク質や脂肪分を摂らない食事に変えたからだと思います。ドラッグストアには、ウオノメをとるテープなどが売ってますが食を変える方が確実です。なぜならウオノメの原材料もやはり食べ物しか考えられないですからね~。
先ほど書いた原因になる食べものを極力減らして、中和解毒する大根料理(生でも干し大根でも、煮たものでもOK!)を頻繁に食べるといいですよ。そして、味噌汁は欠かさないようにしましょうね。硬い脂肪をふっくらさせて分解しやすくする働きがあるからです。
日本の家庭料理は素晴らしい知恵であふれていますよね。誇りに思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました! きょうも食事の神さまに愛されますように!!
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